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発表の原則

公開日
2016/11/22
更新日
2016/11/22

算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など

11/22 今日のひとこと
自力解決のあとは、子どもの発表で話し合いが行われる。

そのとき、いろんな取り上げ方がある。

A 子どもの考えをそのまま発表させる。

B 子どもの考えを加工して発表させる。

C 子どもの考えとは異なる説明を教師が始める。

D 子どもの考えを発表させる前に理由を問う。

E 子どもの考えが不足しがちなので、教師が補足して説明を始める。

F 子どもの考えを否定して、教師が一方的に説明を始める。

G 子どもの考えのうち教師が気に入ったものだけを取り上げる。

H 子どもの最初の言葉を取り上げて、教師が誘導していく。

I 子どもの発言を聞き違えて、異なる解釈で取り上げる。

J 子どもの発言を教師の意図的に変えて取り上げる。


などなど。実際の授業では「あるある」である。
上のいくつかは子どもの「心」を大切にしていない。

ことほどさように、なかなか子どもと共に授業を創ることは難しい。