4月の○つけ法
- 公開日
- 2008/04/20
- 更新日
- 2008/04/20
算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など
4月は、算数に対する成功感とともに、ノートの躾についても○つけを行うとよい。
例えば、「今日のめあて」を書くだけでも丸をつける。
自分の考えをかくだけでも丸。友達の考えを書くだけでも丸。練習問題を見やすく書いているだけでも丸。
4月だからこそできる○つけ法である。
習慣・態度が身に付いたら、今度は算数の中身に丸つけをしていく。
2学期にもなって、今日のめあてに丸つけするようなことでは、基本的に指導の一貫性・系統性の面でだめである。
では、どうすれば、態度が身に付くか。
それは、○つけ法をしているときに、丁寧に書けている子どもを見つけてほめることである。これが一番効果がある。マイナスを見つけてしつけるより、プラスの子どもの面を見つけて、学級に広げていくことである。
(参考:「算数科 ○つけ法で授業が変わる子どもが変わる」明治図書 p76を見てほしい)
「□□ちゃん、ノートの端から書いていてみやすいね」
「式と答えを離して書いていてみやすいね」
こんな声かけをするとよい。
ノートの形式に対する基準をもっているかどうか、ここから丸つけする基準が明確になる。
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