非言語による外化
- 公開日
- 2008/05/25
- 更新日
- 2008/05/25
今日のひとこと
5/25 今日のひとこと
言語以外での外化から始まる。
子どもに反応させることである。
教師の話でも、友達の話でもまず聞くことである。
聞いたときに、反応する子どもに育てたい。
今の話が「わかっているのかどうか」を動作や仕草で表すことだ。
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「わかったら」うなずきましょう。
「わからなかったら」かしげましょう。
どちらの反応でもいいのです。この反応があると、先生は、それに応じてもっと話を進めたり、止まって再度説明したりしますから。
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子どもが反応しないほど、教師は判断に困ることはない。
そのためには、反応する子どもを育てることだ。さらに、そのためには、反応したことをほめることだ。
「そうそう、わからないんだね」、「なるほど、わかっているんだね」そんなふうに表情や動作で反応してくれることがありがたいよ。と話しかけよう。
このことは、教師にとってもきびしいことである。反応を見逃したら信用をなくすことにつながりかねない。でも、反応を見逃さないということは、授業の原点である。だから、私は、キャッチ&リスポンスと言っているのである。
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