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○つけ法はどこでするの?

公開日
2008/06/17
更新日
2008/06/17

算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など

Q&A ○つけ法はどこでするの?

A1 ○つけ法が可能な場所は、
①導入で本時の学習をするために、前時の復習をする場合
②自力解決の見通しを確認する場合
③自力解決を促進する場合
④適用題で本時の学習が身に付いたかどうかの確認する場合
の4カ所になります。

そこで、もっとも簡単にできる○つけ法は、①または④です。
②と③は難しいです。特に③は難しいです。
ですから、最低してほしい○つけ法の箇所は、④の部分になります。
初心者の方は、④の適用練習のところで○つけ法を使うようにしてください。
④でも初心者にとっては難しいはずです。
初心者か中級者かどうかの判断は次のとおりです。
適用練習問題で、1回の○つけ法で40人の子どもを相手にしますと、一人一人に声かけをしながら3分間以内に終わることができる人です。・・・この人は中級者です。
中級者ならば自力解決の○つけ法に取り組んでもよいでしょう。ただし、3分間以内にすむようだからといって、子どもたちが落ち着きがなくなり、退屈してしまうような場合は、中級者とはいえません。
[志水廣の公式ホームページ]