愛知教育大学公開講座報告⑪
- 公開日
- 2008/07/01
- 更新日
- 2008/07/01
大学に関すること・愛知教育大学教職大学院
愛知教育大学公開講座報告⑪
「昨年の公開講座、志水塾福岡大会に続き、3回目の参加となります。
2日間、みっちりといろいろな方の講演を聞き、
「ようし!がんばるぞ!」という気持ちになりました。
今日、私は教育センターの研修講座に参加しました。
テーマは「人権感覚を高める学習指導」でした。
文科省からの“人権教育の指導方法等の在り方について 第3次とりまとめ”
をうけての講座でした。
そのなかで、“人権が尊重される授業づくりの視点例”という話がありました。
プリントにいくつかの視点が示されており、実際の授業のなかで、
どのような場面を思い浮かべるかを書き込むという作業がありました。
その視点のうち、次の視点とねらいを見たとき、
「これは志水メソッドそのものだ!」と思い、鉛筆がすらすらと動きました。
この2日間、そしてこれまでに学んだことの断片が次々と浮かんできました。
その視点とは、
①自己存在感を持たせる支援を工夫する。
・「授業に参加している」という実感を持たせる。
・「自分が必要とされている」という実感を持たせる。
・教師自身が一人一人を大切にする姿勢を示す。
②共感的人間関係を育成する支援を工夫する。
・「自分が受け入れられている」と実感できる雰囲気をつくる。
・「ともに学びあう仲間だ」と実感できる雰囲気をつくる。
です。
講座が終わって、“算数の授業でも人権感覚を高めることができる!”
と、志水メソッドの素晴らしさをあらためて感じました。
今年ははじめての1年生を担任しています。
まずは、フラッシュカードと、少しお休みしていたミニ指導案をがんばってみようと
思っています。」
福岡県 Sさんより
[志水廣の公式ホームページ]