【キャリア教育】アントレプレナー講座を実施しました
- 公開日
- 2026/09/07
- 更新日
- 2026/09/07
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9月7日(月)の4限目、外部講師にご協力いただき「アントレプレナー講座」を開催しました。
「アントレプレナー」とは、自ら新しい事業を起こし価値を生み出す起業家・事業家を指す言葉です。しかし、アントレプレナー教育というのは、単なる「会社設立ノウハウ」を学ぶものではありません。自ら課題を発見する力、創造的思考、そして社会に貢献しようとする「マインドと行動力」を育むことに重きを置いています。
今回は、株式会社イトバナシ(itobanashi)の代表取締役兼デザイナーである伊達文香(だて ふみか)さんに、オンライン(Zoom)にてご講演いただきました。
伊達さんは大学時代、インドで衣類の大量生産と貧困の構造的課題を目の当たりにし、「自分にできる関わり方をしたい」と強く感じられたそうです。その後、大学院在学中に「トビタテ!留学JAPAN」を活用してインドへ留学。現地のNGOと協力したファッションショーの開催や、歴史ある「インド刺繍」の圧倒的な美しさと職人たちの手仕事に出会いました。
「この素晴らしい手仕事を活かし、職人たちが自立できる仕組みを作りたい」——その想いから、現地で手に入れた布を持ち帰り、ビジネスコンテストを経て、大学院在学中の2016年に「itobanashi」を創業されました。
海外だけでなく、地域の身近な社会課題に対しても「何とかできないか」と感じている人は多くいます。しかし伊達さんは、そこで立ち止まることなく「一歩」を踏み出されました。そして、その志に共感する人々と手を取り合い、挑戦を重ねることで想いを確かな形にされてきたことが、熱のこもったお話から深く伝わってきました。
生徒たちにとっても、これから先の人生で「こんなことがしたい」「これを変えたい」と心が動く瞬間が訪れるかもしれません。その時、想いを現実にできるかどうかは、自分から一歩を踏み出せるかどうかにかかっています。 自分自身の一歩が誰かの一歩を呼び込み、それが広がって100人の一歩となった時、夢は現実になっていくのだ——そんな勇気と希望をいただく時間となりました。
先が見えない「不確実な世界」だからこそ、子どもたちの前には、ゼロから新しい価値やストーリーを作り出せる無限の可能性が広がっています。これからも「自ら問いを立て」、自分自身の「好き」や「違和感」を出発点に、自らの手で未来を切り拓いていってほしいと願っています。
最後になりましたが、お忙しい中、生徒たちのために貴重なお時間をいただきました伊達文香さん、本当にありがとうございました。