学校日記

【防災学習】災害図上訓練(DIG)を実施しました

公開日
2026/09/09
更新日
2026/09/09

授業

94日(金)の午後、全校生徒を対象に今年度2回目の防災学習を行いました。


4月に実施した「避難所運営ゲーム(HUG)」に続き、今回は学校防災アドバイザーの大須賀由美子さんを講師にお招きし、「災害図上訓練(DIG)」に取り組みました。


DIGとは、Disaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)の頭文字を取った言葉で、「地域や学校の危険度を探究する(掘り下げる=Dig)」という意味も込められています。


今回は学年を超えた「縦割り6班」を編成。生徒たちは校内を巡回しながら、地震発生時に危険となりそうな場所を写真に収め、校舎の平面図にチェックしていきました。


日頃は何気なく使っている教室や廊下も、「防災」の視点で見つめ直すと新たな気づきが生まれます。固定されていない本棚や積み上げられた教材が崩れることで、「避難経路が塞がれてしまう」「大きな怪我につながる」といったリスクに生徒自らが気づき、それを解決するための対策をグループで真剣に話し合いました。


活動の終盤、生徒たちは「校外へ逃げること」を前提として議論を進めていましたが、講師の大須賀さんから「状況によっては、外に出るよりも校内に留まる方が安全な場合もある」という重要なご示唆をいただきました。「避難=とにかく外へ出ること」と思い込んでいた生徒たちにとって、この投げかけは大きな視野の広がりとなりました。


令和8年熊本地震においても、避難の在り方について考えさせられる事故も起こってしまいました。マニュアル通りの避難訓練を繰り返すだけでなく、今回のように「何が危険か」「今どう行動すべきか」を自ら想像し、考える体験こそが、万が一の時に命を守りとっさの判断を下す力へとつながります。本校では今後も、こうした探究的な学びを通して、自ら考えて行動できる防災意識を育んでまいります。


最後になりますが、ご多忙の中、生徒たちに貴重な気づきと学びを与えてくださいました大須賀様、誠にありがとうございました。