9月26日の給食
- 公開日
- 2007/09/27
- 更新日
- 2007/09/26
給食室
ごはん
牛乳
あさりの佃煮(つくだに)
筑前(ちくぜん)煮(に)
ししゃものてんぷら
ごまドレッシングあえ
筑前(ちくぜん)煮(に)の由来(ゆらい)について
筑前(ちくぜん)煮(に)という料理(りょうり)には、ある県(けん)の郷土(きょうど)料理(りょうり)です。では、クイズです。筑前(ちくぜん)煮(に)の料理(りょうり)がうまれた県(けん)は、次の3つのうちどれでしょう。
1.福岡県(ふくおかけん)
2.広島県(ひろしまけん)
3.徳島県(とくしまけん)
正解(せいかい)は、「1」の福岡県(ふくおかけん)です。福岡県(ふくおかけん)の博多(はかた)周辺(しゅうへん)は、昔(むかし)「筑前(ちくぜん)」と呼(よ)ばれていました。その名前(なまえ)をとって筑前(ちくぜん)煮(に)とよばれていますが、福岡県(ふくおかけん)では、この料理(りょうり)のことを「がめ煮(に)」とよびます。
昔(むかし)、博多(はかた)の入り江(いりえ)にはスッポンが多くいたので、これを捕(つか)まえてといっしょに煮(に)てたべました。スッポンのことを川(かわ)亀(かめ)と呼(よ)んでいたので、この料理(りょうり)を「がめ煮(に)」といいました。
後(あと)になってスッポンの代(か)わりに鶏(とり)肉(にく)を使(つか)うようになりました。
または博多(はかた)弁(べん)では、なんでも入(い)れるという意(い)味(み)を「がめこむ」とか「がめくりこむ」ということばが名前(なまえ)の由来(ゆらい)ともいわれています。
和食(わしょく)の料理(りょうり)として日本中(にほんじゅう)に広(ひろ)まっている筑前(ちくぜん)煮(に)もルーツをたどれば、それにまつわるいろいろな話(はなし)がありますね。