野口芳宏先生セミナー9
- 公開日
- 2015/11/10
- 更新日
- 2015/11/10
活動報告
「やまなし」をざっと読んだ。部分をたどったが、結局、これで何が言いたいのか。5月と12月。題名はなぜ「やまなし」か?かわせみは5月には出てこない。
2枚の幻灯が終わった後で、賢治は何も言っていない。
いろんな人の解説を読んで、「やまなし」と言う題は平和のシンボル。「かわせみ」は殺戮。
全体としては、ハッピーエンド。温かい平和な世界を志向している。5月に思いがけない殺戮がある。12月に実り豊かな命がある。そういうなかで、結局は、いいことがあることを忘れずに生きていこうよというメッセージ。
「やまなし」は40年という歴史を刻んだ。まず、光村からはずれない。これからも絶対残る。だんだんわかっていきたい。扉を開けきって来ないままに12時になった。これからも光を求めていってほしい。