【11/14小笠原豊先生4】小学5年生「ふりこの動き」
- 公開日
- 2015/11/28
- 更新日
- 2015/11/28
活動報告
小学生には単元を貫く知識獲得型の探究学習がよい!
その一例「ふりこの動き」である。
1.アンティークの掛け時計を見せ、1往復2秒の正確な振り子時計であることを説明。
2.本当に一往復2秒!? ストップウオッチで計る(代表者)
3.実際に測定する(全員で) 結果は1.9秒 →昔のだから壊れちゃった?(小芝居する)
4.「どうすると2秒になるのかな?」と発問する。
5.子どもたちは、身近な道具を使って試し実験する。
ペットボトル(おもりのかわり)、粘土、電池等、色々なものを用意しておく。
※ペットボトルは、水を入れるとおもりの代わりにもなり、重さも変えることができる
→しかし何をやっても成功しない、不十分さを実感させる
6.さらにゆさぶりをかける演示実験を行う。
蓋付きのコーヒー缶で実験する。缶の重さもひもの長さも同じにする。そうすると、ふりこの動きは同じになるはずだが、同じにならない。(実は、コーヒー缶の中におもりが入っていて、ひとつは蓋におもりがつけてあり、もうひとつの方は底におもりをつけて、重心を変えてある)
7.「なぜ缶の重さも紐の長さも同じなのに、ちがう結果が出るのだろう?」と発問。
8.子どもは「正確に調べたい!!」という。
ここではじめて教科書に載っている実験道具で実験する。