5/14 栗木智美先生
- 公開日
- 2022/05/22
- 更新日
- 2022/05/22
活動報告
授業と学び研究所フェローの栗木智美先生に「授業作りの本質」について、対面式で一年間の授業動画をもとにお話をしていただきました。
その内容を簡単にですが、一部ご紹介させていただきます。
○一年間の授業動画から
1〜3学期で一本ずつ、授業の様子をご紹介いただきました。一年を通して、子どもたちの対話の様子の変化や、栗木先生の聴き合うことを意識した働きかけを見ることができました。
○共有では他者との意見の違いを楽しむ
自分の考えを持ち、他者と意見を聴き合う。聴き合うとは、他者の意見に納得し、疑問を持って返せるかということである。聴き合う際に、自分との意見の異なりを楽しむ気持ちを持たせることが重要である。良質な聴き合いとは、たくさんの質問が交わされる聴き合いである。
○主体性を育てられる教師の授業の特徴
・子どもの「え?」「どうして?」を引き出す授業
・子どもから生まれる・引き出す授業
・子どもがこぼしたかけら(振り返りなど)をどう拾うか
○学び合いに大切なこと
・教師がどのような子どもを育てたいかを、明確に持つこと
・子ども同士、子どもと教師の良質な関係
・評価の質
動画で実際の子どもたちの様子を見せていただくことで、一年間の変化の様子がよく見てとれました。また、栗木先生の「授業作り」や「教育」への思い、お考えを知ることができました。自分にできること、目の前の子どもたちに合っていることを考え、実践していきたいです。