【6/15曽山和彦先生2】
- 公開日
- 2014/06/29
- 更新日
- 2014/06/29
活動報告
〜相手に応じた言葉かけ〜
・「はい、そこまでにしよう。」と言って、話をやめられれば、小学校低学年は「えらいね」等の褒め言葉がなじむ。しかし、中学生の担任をしたときに褒めたら、「先生、慰めはやめてください。」と言われたこともある。年齢や発達段階によっては褒め言葉はなじまない。
・「はい、そこまでにしよう。」「ありがとう。」思いは同じでも相手に応じてかける言葉は違う。
〜人とのかかわり不足の子どもたち〜
・取り巻く環境の変化で三間(時間・空間・仲間)が消失。
・3つのスクリーン(テレビ・携帯電話・パソコン)→人との関わりも奪われた。
・本・食材までもネットで届く時代になり、一言も話さない時もある。
・人との関わりが量的にも、質的にも変わってきている。→ソーシャルスキルが弱まる
・その結果二極化した行動に出る子ども達の出現
自尊感情がない子どもは、自分が消える→学校不適応、不登校
あるいは相手を消す→ねたみ・恨み→いじめ・学級崩壊させようとする。
以前なら個性的な子達が多くても人との関わりの中でおさまっていた。個性豊かなメンバーが多いが、学級崩れていない。先生が大声で押さえているわけでもない。
(例)『ちびまる子ちゃん』 昭和40年生まれの設定。
そのキャラクターは個性的。http://chibimaru.tv/chara/