校長室だよりNO49
- 公開日
- 2014/06/24
- 更新日
- 2014/06/24
校長室から
6月24日(火)「めがねとっても似合っているよ!」
6年生のお姉さんに連れられて1年生が私のところにやって来ました。何か言いたそうですが、もじもじして言えません。6年生のお姉さんが代わりに話してくれました。昨日初めてめがねをかけて登校しましたが、それを男の子にからかわれて、嫌な思いをしたということでした。
それはそうです。初めてめがねをかけて学校に来る子は、周りの子の反応が気になります。大人でもそうなのですから、子供なら尚更のこと。「○○ちゃん、めがねとっても似合っていたよ。だから心配しないでかけておいで。今から、校長先生が注意をするからね。」と言って、その子と一緒にクラスに行きました。
「昨日から、○○さんが、めがねをかけてきたのは知ってるね。初めてめがねをかけてきて、みんなにからかわれたらどう思うかな?」と聞くと、「嫌な気持になります。」と返ってきました。「その通り。では、もうしないんだよ。」と言うと、「僕がからかってしまいました。ごめんなさい。」と一人の子が立ち上がりました。次に一人、また一人とごめんなさいが続きます。
私が謝らせようとする前に、自分から謝ることができました。「えらいね。自分から謝れたね。もう友達が嫌な気持ちになることを言ってはいけないよ。」「はい。」○○さんもにっこりです。もう大丈夫。安心してめがねをかけてくるんだよ。とっても似合ってるんだからね。