学校日記

中越地震追悼献立(10/23)

公開日
2020/10/23
更新日
2020/10/23

食育

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今日の献立
 ごはん もずくスープ ふっカツ
 ヤーコンのきんぴら 牛乳

 16年前の今日,中越地区で大きな地震が起きました。中越地震です。子どもたちは経験していませんが,メディア等で知っていると思います。そこで今日は,当時被害の大きかった山古志村(現長岡市山古志地区)にゆかりのある給食を作りました。
 「ふっカツ」は,地震の後,山古志地区で考えられた料理です。復活しようという前向きな気持ちと,車麩で作ったカツをかけて名づけられました。今日は実際に山古志地域で作られている味付けで作りました。戻した車麩に,焼き肉のたれなどの調味料をからめ,パン粉を付けて油で揚げます。一人分は,車麩半分ですが,ボリュームのある主菜になりました。
 「ヤーコン」は,地震の後,山古志地区の棚田に入る水の流れが変わってしまい,水が引けなくなった田んぼで作り始めた野菜です。ヤーコン自体は,35年前に日本に入ってきた比較的新しい野菜なので,「ベーコン?」と間違える子や,「家で調べてきたよ!」という子もいました。見た目は白っぽいさつまいもですが,生でも食べることも出来,シャキシャキとした食感から「畑の梨」とも言われています。新潟市ではあまり知られていないせいか,市場に入ってこないので,今回は群馬県産のものを届けてもらいました。
※2枚目 4人がかりで「ふっカツ」を作っています。
※3枚目 大きなさつまいものような「ヤーコン」が届きました。

文責:栄養教諭 野澤