学校給食記念週間5日目(1/29)
- 公開日
- 2021/01/29
- 更新日
- 2021/01/29
食育
今日の献立
食パン チョコクリーム シチュー
ハムサラダ 牛乳
今週は「大正時代の食に注目!」というテーマで特別給食を行いました。昨日までは大正時代が舞台の漫画『鬼滅の刃』に登場する人物たちの好きな食べ物を紹介しました。最終日の今日は,大正時代に広まった料理や食材を紹介します。
明治時代に日本政府がイギリスから支援を受ける関係で,イギリスの食パンが入ってきてました。その後,大正時代には戦争で米が不足したことなども原因となり,日本でも朝食にパンを食べる人が増えたそうです。チョコレートは,もともと高級品でしたが,大正時代に森永や明治といったお菓子メーカーがミルクチョコレートを販売したことで,広く庶民に食べられるようになりました。今日の牛乳が入ってとろみのついたシチューは,実は昭和時代に,日本で生まれた料理ですが,ビーフシチューは明治時代に日本に入ってきて,大正時代に広まった料理です。この他,たまねぎやキャベツ,にんじん,じゃがいもといった野菜も,明治時代から栽培が増え,大正時代に広く食べられるようになった野菜です。
こういったことを資料や放送を使って紹介しましたが,子どもたちはチョコクリームに大喜びの様子。昭和生まれの職員たちは「子どもの頃の給食だ!」となつかしさを感じていたようです。さまざまな反応を見ることが出来た1週間でした。
文責:栄養教諭 野澤