東京交響楽団アウトリーチin鎧郷;5年音楽(9/29)
- 公開日
- 2016/09/29
- 更新日
- 2016/09/29
今日の○年生
新潟市内の小学校に通学する5年生は,11月に「りゅーとぴあ」で行われる「わくわくキッズコンサート」を鑑賞します。
これは,子どもたちに最高の環境で一流の音楽を聴いてもらいたいという思いから,新潟市と東京交響楽団が提携し,開催しているコンサート。もう10年以上続いています。
それに先立ち,よりコンサートを上質なものにしてほしいという思いから,東京交響楽団の楽団員の方が,事前に学校を訪れ,子どもたちと特別な1時間を過ごす事業があります。
100校以上ある市内小学校を全部訪れることはできません。
希望する学校の中から抽選で選ばれた一部の学校だけが味わうことができるのです。
つまり,「運」が必要です。
当選の通知が届いた際は,5年担任とガッツポーズ。
互いの強運をたたえ合いました(^^;
この日いらしたのはヴァイオリン奏者の土屋杏子さんです。
目の前で繰り広げられるヴァイオリン演奏。
カルメンやディズニー作品のなじみの曲などを演奏してくださいました。
音楽室に響き渡る音色に酔いしれました。
最後に、「ビリーブ」を歌いました。
ヴァイオリンとピアノの生演奏に,子どもたちはいつにもまして,楽しそうにのびのびと歌っていました。
「どれくらいで弾けるようになるんですか?」
という質問に,一生懸命,そしてとても丁寧に答える姿に心を打たれました。
3歳から始めたヴァイオリンの練習時間は,1日8時間から10時間。
以来,25年間,1日たりともヴァイオリンを弾かなかった日はないとのこと。
曲を弾くだけならすぐできるけれど,お金をいただいた分満足していただく曲となると,まだまだ。しかし,大好きで大好きで仕方ない等,答えてくださいました。
子どもたちの学校生活や,今頑張っていることにも通じるお答えに,子どもたちはどんなことを感じたでしょうか?
11月の「わくわくキッズコンサート」が益々楽しみになりました。
今回来校してくださった「杏子」さんの演奏をもう一度聴くことができます。
他の様々な楽器の中から聴き分けることができるでしょうか?
文責;教頭 鷲尾