学校日記

【コロナに負けるな!メッセージリレー】25

公開日
2020/05/26
更新日
2020/05/26

お知らせ

【第25走者】 理科教員より

 コロナウイルス感染予防のために、アルコールで手指の消毒をするとき、「ぬれた手にアルコールをスプレーしない」と指示されることがあります。
 なぜでしょう?

 一般的にアルコール濃度が80%前後でウイルスに対して効果を発揮すると言われています。しかし、ぬれたままの手に消毒用アルコールをつけると、手についた水分でアルコールが薄まって効果が下がってしまうからです。

 では、逆に80%より高い濃度ではだめなのでしょうか?

 ウイルスに対して効果を発揮するためには、アルコールがある程度の時間ウイルスと接触することが必要だそうです。濃度が高いアルコールはすぐに蒸発してしまうため、接触時間が少なすぎて消毒効果が期待できないそうです。

 理由が分かると、なるほど!と思いませんか?
 みなさん、正しい消毒方法で予防に努めていきましょう。


 写真は大門中学校にある木です。近づいてみると丸い緑のボールがたくさんつり下がっていました。面白いですね。
 「何という名前の木だろう?」と気になりませんか?

 これは「スズカケノキ」です。果実の様子が、山伏の着ている鈴懸(すずかけ)という服についている房に似ていることや果実の形が鈴に似ていることから「スズカケノキ」というそうです。
 みなさんが小学生の頃、AKB48 がものすごく長いタイトルの新曲を発表して話題になったことがありました。「鈴懸の木の道で『君の微笑みを夢に見る』と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」というタイトルです。「スズカケノキ」が登場していますね。
 また、「スズカケノキ」は「プラタナス」と言われることもあるのですが、もしかしたら、小学校の国語で「プラタナスの木」という物語を勉強した人もいるかもしれません。
 実際の木を見てから、曲や物語を聞いたり読んだりしてみると、また違った感想が生まれるかもしれませんね。

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