センター日誌

野外学習(二上まなび交流館)

公開日
2016/07/05
更新日
2016/07/05

適応指導教室「きらら子」

 6月30日(木)、高岡地域適応指導教室の行事である、二上まなび交流館での野外学習の日です。朝は霧雨が降っていて、傘が必要かどうか迷った出発でした。しかし、二上まなび交流館に着くと天気も曇りになり、雲がうっすらと切れそうになってきました。
 きらら子の通級生4名と氷見市の通級生1名合わせて5名と相談員など4名で、元気に入館式を行いました。代表者が、「所員のみなさんにいろいろ教えてもらい、怪我なく元気に活動し、たくさんの経験をしたいです。」と言葉を述べました。
 午前中は、2班に分かれて野外炊飯を行いました。中学3年生の男子は、かまど係に立候補したけれど、火を起こすのは初めてでした。館の先生方に助けられながら、煙と熱さを我慢し、四苦八苦でがんばりました。調理班の女子は包丁扱いが見事でしたが、男子は危なっかしい場面もありました。それでも、上手に材料を切りそろえ、カレーの鍋を火にかけるだけになりました。
 最初に、かまどにお釜を乗せ、ご飯を炊きました。「はじめちょろちょろ・・・・・」と事前学習をしてきましたが、実際は、炊け具合を見るのはとても難しかったです。湯気やふきこぼれの様子などを見ながら、お釜を火から外すタイミングを教えてもらって、おいしいご飯が炊き上がりました。その後、カレーの鍋を火にかけました。材料のサイズを小さめにしたので、煮えるのが早かったです。ジャガイモと人参がやわらかくなったら、肉を入れ、カレールーを溶かしました。その後しばらくは、「おいしくなあれ」とかきまぜていました。
 森のテーブル席に移動して、カレーを味わいました。自分たちで作ったので最高においしかったです。両方の班のカレーライスを味比べしている通級生もいました。教育事務所や教育センターから先生方が来てくださって、一緒に食べることができました。
 午後は、青空の下「ミニオリエンテーリング」を行いました。設置してあるポストを探し、見つけた得点を競うゲームです。山道を登ったり下ったり、草むらの中を探し回ったりしました。高所恐怖症だと言いながらも、勝利を目指して、急な坂をがんばって下りてきました。2つの班が途中で一回も会わなかったのは、不思議なほどでした。結果発表では、1位と2位になりましたが、みんながんばったとお互いを称える拍手が起こりました。
 この野外学習では、協力して活動する楽しさを味わい、氷見の友達もできました。

 通級生の俳句より
・カレールー 回し続けて ああおいし
・鍋の裏 見違えるほど ピカピカに
・急な坂 下りがとても 怖かった
・二十番ポスト 探す途中で ヘビ発見

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