第3回若手教員研修会
- 公開日
- 2017/09/03
- 更新日
- 2017/09/03
教職研修事業
8月22日(火)戸出コミュニティセンターにおいて、第3回若手教員研修会を開催しました。富山県総合教育センター教育相談部教育専門員 齋藤 哲也 先生と高岡市小・中・特別支援学校教科指導員を講師にお迎えし、市内若手教員69名が研修を行いました。
研修会の前半は、小学校では道徳「卓球は4人まで」(小学校道徳読み物資料集、文部科学省)、中学校では学級活動「家庭学習を見直そう」の指導案検討を行いました。各自が事前に考えた指導案を基にして、ねらいに迫るため授業展開や板書計画を話し合いました。グループの代表が話合いの成果の発表した後、教科指導員の先生から、授業のポイントについて助言していただきました。
研修会の後半は、「ソーシャルスキルトレーニングを取り入れた授業づくり」と題して齋藤先生に講演していただきました。初めに、前回若手教員の先生方から寄せられた質問に丁寧に答えていただきました。その後、ソーシャルスキル・トレーニング(SST)を授業に取り入れることで、学級内に良好な人間関係をつくることができると教えていただきました。若手教員の先生方は、「じゃんけん列車」や「心を伝える話し方」等のSSTを楽しく体験し、その有効性を感じられたようです。
【参加された先生方からの感想】
・SSTを実際やってみて子供たちの気持ちが分かった。盛り上げ役がいて一緒に笑い合える子がいて、そこにいるだけだけどみんなと一緒にいられること事態が大事な子がいることも分かった。その子はその子でいい。特徴を見抜いて支援してあげたい。
・指導案検討では、子供たちから多様な意見が出る場面を話し合ったり、より分かりやすい板書を工夫したりして、指導案は子供の実態に応じてよりよいものを作ることが大切だと改めて感じた。
・一人一人が指導案を作成してきて討論することで、発問や手立てを吟味できてとても良い機会となった。