野外活動(二上まなび交流館)
- 公開日
- 2018/07/13
- 更新日
- 2018/07/13
適応指導教室「きらら子」
二上まなび交流館での野外学習に3名の通級生が参加しました。心配された雨も比較的小降りで、この時期としては涼しく感じられました。
入館式では代表者が「カレーライス作りやオリエンテーリングを楽しみにしています。あいにくの雨ですが、楽しい1日を過ごしたいと思います」と挨拶をしっかりとした声で述べました。
午前中は野外炊飯でカレーライス作りです。中学生はかまど係に、小学生は調理係になり準備を始めました。マッチ1本だけで見事に火が起き、うちわで煽ぎながら火を大きくしていきました。交流館の先生から「上手だね」と褒められて恥ずかしがりながらも嬉しそうな表情を見せていました。調理係の方は、最初に米をとぎ釜にいれ、かまどの方に持って行きました。次に、カレーの準備です。じゃがいも、にんじん、たまねぎを上手に刻んでいました。
ごはんは20分ほどで炊きあがりました。次にカレー用の鍋で材料を煮込み、にんじんがやわらかくなったら肉、カレールーを入れました。焦げ付かないよう、3人で交代しながら鍋をかき混ぜました。そのうちにいいにおいが立ち上がり、おいしいカレーが完成しました。
「おいしいね」「楽しいね」「カレー大好き」と楽しく会話しながらおいしくいただきました。後片付けもみんな積極的に行いました。
午後からは、雨のため館内ビンゴオリエンテーリングを行いました。館内にある30個のポストマークを制限時間内にできるだけ多く見付けるゲームです。館内地図をたよりに探しますがなかなか見付かりませんでした。手すりの下や非常灯の側面など思わぬ所に隠されているので見付けるのも大変でした。結果発表では、3人それぞれが賞状をもらい、照れながらも嬉しそうでした。
退館式でもお世話になった所員の方々に「ありがとうございました」と大きな声で挨拶することができました。この野外学習を通して、お互いに協力して活動する楽しさを味わうことができ、仲間意識も生まれました。とても楽しい充実した1日となりました。