センター日誌

絵手紙教室

公開日
2013/10/21
更新日
2013/10/21

適応指導教室「きらら子」

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 教育センターの職員や家族以外の社会人とあまり触れ合う機会がない子どもたちに、様々な分野で活躍しておられる方々から指導を受ける時間は大変貴重です。一つの分野に精通しておられる方々の言葉には深みがあり、感動があります。また、子どもたちに一つのことを成し遂げる成就感を的確な援助で味わわせてくださいます。
 今年度は池田治美先生に絵手紙の指導をお願いしました。
 「へたでいい、へたがいい」「線が命」「大きく」「お手本なし」「言葉をそえる」という先生の言葉に導かれ、子どもたちは安心して伸び伸びと絵筆を走らせていました。最初に取り組んだ画材はピーマンで、ゆっくりゆっくり描いた線は何とも言えない味を醸し出していました。彩色では、「手早く筆を動かし、塗らないところも残す」「水をふくませた薄い色からだんだん水を少なくした濃い色へと3回塗り重ねる」という先生の教えに従い、仕上がった作品は立体感のあるものになりました。初めはなかなか筆が進まなかった子どもも池田先生の優しい褒め言葉に励まされ、2回目の教室が終わる頃には自分の作品に自信をもち満足げに眺めていました。
〈子どもたちの感想〉
 ・今日は絵手紙でピーマンを描きました。結構悩みましたが、最終的に1枚描けたのでうれしかったです。全員ピーマンを描きましたが、一人一人個性が出ていて全然違うピーマンになったので「十人十色」とはこのことだと実感しました。
 ・かぶを描きました。難しかったのですが、完成したらとてもきれいになりました。2回とも楽しめました。
 ・1回目より2回目の方が上達していると自分でも分かり、うれしくなりました。池田先生が、「絵手紙は、人に送ってはじめて絵手紙になるんですよ」と言っておられたのが心に残りました。