二上まなび交流館 野外学習
- 公開日
- 2014/07/04
- 更新日
- 2014/07/04
適応指導教室「きらら子」
7月2日(水)梅雨とは思えないような晴天の下、二上まなび交流館で野外学習を行いました。参加者は5名でした。
午前中は、2班に分かれて野外炊飯を行いました。かまど係になった2名は、説明を聞いた手順どおり、くしゃくしゃにした牛乳パックを種火にして、薪で組んだピラミッドにうまく火を移しました。初めての経験でしたが、まなび交流館の方に教えてもらい、上手に火を起こすことができました。炊事係の3名は、お米を研ぎ、カレーの材料を細かく切って手際よく準備しました。初めて包丁でジャガイモの皮をむいた男子も、だんだん上手になっていきました。最初にお釜でご飯を炊きました。火加減やかまどからお釜を外すタイミングなどのアドバイスを受けながら、おいしいご飯を炊き上げました。その後、カレーの鍋を火にかけました。ときどき、ジャガイモや人参の煮え具合を見るために食べてみました。周りから、「出来上がるまでに、なくなるんじゃない?」という声も聞こえました。緑の木々に囲まれて食べるカレーライスは、とろみも辛さもちょうどで、最高の味でした。
午後は、まなび交流館の周りを巡る「ミニスコアオリエンテーリング」を行いました。最初に、ビンゴシートに数を書き入れました。設置してあるポストの片仮名を記入し、数字はビンゴシートでチェックしました。山道を登ったり下ったり、草むらの中を探し回ったりして、ポストを見つけた時は、うれしくて歓声を上げました。1時間の制限時間を超えると減点されるので、最後は、間に合うように全速力で走って戻りました。結果発表では、2チームともよく頑張ったので、健闘を讃え合いました。
この野外学習では、チャレンジすることの大切さや仲間と協力することの楽しさを味わい、通級生同士のつながりも深まりました。
通級生の俳句より
・初めての かまどで作った おいしいカレー
・協力し みんなで作った 美味いカレー
・森の中 点数集めに 突き進む
・がんばって 歩いたけれど 2位だった
・森の中 走り回って ヘトヘトに