発達障害理解研修会
- 公開日
- 2014/09/12
- 更新日
- 2014/09/12
教職研修事業
8月20日(水)戸出コミュニティセンター多目的ホールにおいて、発達障害理解研修会を開催しました。富山大学保健管理センターの西村優紀美准教授を講師にお迎えし、「発達障害のある子供たちの理解」を深め、「発達障害のある子供たちとの接し方や支援の在り方」を考える研修会となりました。
研修会の前半は、「発達障害のある子ども達の理解と教育方法」と題した講話を聞きました。発達障害が疑われる大学生と関わっておられる西村先生の実践例を聞きながら、個の実態に応じた支援の必要生やその大切さを実感することができました。
研修会後半は、「息を強く吐くことが苦手な子も楽しめる風船を使った活動」を考えたり、いろいろな考えを一つのストーリーにまとめたりするワークショップを通して、支援の在り方を楽しく考えることができました。受講生には、発達障害の有無にかかわらず、一人一人の子供の成長を促す支援の大切さを学ぶよい経験となったようです。
【受講者の感想】
・発達障害をもっている子が自分の苦手なことを受け入れ、工夫していけるように一緒に考えていくことの大切さを教えていただきました。
・ワークショップはとても実践的で勉強になりました。少し指導方法や支援の仕方を工夫するだけで、発達障害の児童も力を発揮できることがとてもよく分かりました。
・私のクラス(普通級)に、発達障害の子供が一人おり、一学期はとても苦労しました。その子を思い浮かべながら今日の講義を聴き、「なるほど」と思うことがたくさんありました。二学期から、またがんばります!