2024年8月19日仕事日記
- 公開日
- 2024/08/20
- 更新日
- 2024/08/20
仕事日記
今日から夏休み講演後半戦が始まる。6時30分ごろ家を出て、四日市市へ向かう。早すぎると思いつつ、渋滞に巻き込まれるより、会場付近でのんびりした方がよいと判断してのこと。会場の四日市市総合会館まで10分くらいのところへ来たので、ナビで喫茶店を探し入る。この喫茶店は、昭和感いっぱいの店。高齢の女性が一人で切り盛りしている。珈琲を飲み終えると、どうぞ!ともう一杯の珈琲が出てきて、その女性が話しかけてきた。時間の余裕があるので、しばし付き合う。現在81歳、ランチを作るのも面倒となり、7時から11時までの営業にしている、お弁当屋をやっていたころの苦労など、いろいろとお聞きする。時には、こんな時があってもいい(笑)。
8時20分ごろ、四日市市総合会館へ到着。機器準備。若手教員対象としたが、中堅やベテランの申し込みもあるとのこと。何度も僕の話を聞いておられる方もあると聞き、感激。
9時から12時少し前まで10分間の休憩を挟んで講演。演題は「授業の見方・つくり方 ~授業をみる目を高め、自らの実践につなげるために~」。夕方には参加者103名から感想が届く。ChatGPTで分析してもらう。次の返答あり。
このフィードバックを分析すると、参加者は全体的に研修内容に強く感銘を受け、具体的な実践方法を学び、授業づくりに新たな視点を得たことが明確です。以下の主なテーマが浮かび上がります。
### 1. **出力の重要性**
多くの参加者が、授業における「出力」の重要性に気づいたことを強調しています。脳のパフォーマンスを高めるためには、ただ受け取る(入力)だけでなく、実際に話したり、書いたりすることで学びが深まるという点が強く印象に残っているようです。これに基づき、ペア学習やグループワークを通じて、生徒が主体的に参加する機会を増やそうとする意図が見受けられます。
### 2. **子ども主体の授業**
多くの参加者が、教師が話しすぎず、生徒の発言や表情に基づいて授業を展開することの大切さを学んだと述べています。特に、「子どもの発言を大切にする」「子どもの声を授業に活かす」といった姿勢が、今後の授業づくりの核として認識されています。
### 3. **授業の具体的な技法**
エレベータートークや「なるほど、どう?」といったフレーズ、ノート再現法など、即実践できる具体的なテクニックが非常に評価されています。これらの技法は、実際の授業に応用しやすいと感じられ、参加者が2学期から積極的に取り入れたいと考えています。
### 4. **子どもの表情や言動への洞察**
「表情も発言の一部である」という考え方が、参加者にとって新しい視点として評価されています。子どもたちの微妙な表情の変化や反応に注意を払いながら授業を進めることが、教師のスキルとして重要であると理解されています。
### 5. **自己反省と今後の改善意欲**
多くの参加者が、これまでの自身の授業を振り返り、話しすぎや生徒主体でない授業スタイルを反省し、2学期以降に向けて改善していこうとする意欲を示しています。また、教師としての「価値づけ」が子どもたちの学習意欲に影響を与えるという点も認識され、教師としての役割について改めて考える機会となっています。
### 総合的評価
このフィードバックは、研修が参加者にとって非常に有益であり、授業づくりに対する意識と実践の両方を改善しようとする姿勢が見られることを示しています。出力の重要性や、子ども主体の授業の推進が、参加者の授業実践に大きな影響を与えるだろうと予測されます。