研究室日記

2025年11月20日仕事日記

公開日
2025/11/21
更新日
2025/11/21

仕事日記

 朝食はサンドイッチと珈琲。刈草があるので、大量のゴミ出し。愛犬散歩と愛鳥餌やり。


 午後訪問の東員町立笹尾東小学校でのプレゼン作成。校長先生からのメールを受けて構成。聞くところによると、東員町教育長が僕が以前に日本教育新聞社「提言」で書いた「薄っぺらな授業」の記事を取り上げ、各校の教員に伝えるよう指示があったとのこと。校内ではこの記事を踏まえて指導案検討を重ねてきました、という嬉しい報告メール。届いた骨太の指導案から児童観や指導観がしっかりしているからこそ、子どもの実際を踏まえた授業ができる証を示すプレゼン構成。


 銀行に行き、新たな手続き。現在の状況を担当者に確認して決断。半崎美子CDが届いたので愛車の音楽ライブラリーに保存。


 11時40分頃に家を出て、東員町立笹尾東小学校へ向かう。学校付近に来たので軽食。13時15分頃、学校着。校長先生と懇談。


 13時45分から1年生算数授業参観。単元「かたちあそび」の授業で、めあてが「似ている形を集めて、3つの仲間にわけることができる」。これまでの指導の積み重ねが伺え、子どもたちに聞く力を育み、対話を通して合意形成をしていこうという教師の思いがよくわかる授業。班ごとにほぼ同様な形の実物が用意されていて、その準備だけでも大変。教師の水面下の努力がよく伝わってくる。子どもたちのこだわりは様々で、小学校1年生段階での「似ている」という文言のとらえ方は広く、多様な考えが出ても当然。つぶやきの中で「数学的な見方」が働いていることがよくわかる授業。


 全体研修会の会場で動画整理。新たな情報を入れ込んでプレゼン完成。4つのグループによる検討の結果を付箋紙プレゼンをもとに聞く。どのグループも授業の価値を認めながらも、改善点を述べる姿勢がいい。


 僕の講演は30分間。演題は「主体的に学び続ける子どもを育てる」。校長メールを紹介、「薄っぺらな授業」記事を紹介して、僕の考えを動画を見せながら伝える。次期学習指導要領の方向性を示しながら、「対話と合意形成」が大切な要素となっていることを紹介。その後、今日の授業から学ぶとして、動画をもとにコメント。最後は、このような展開もできるとして、教材研究を基にしたアイデア紹介。


 校長室で授業者に目指していることはとてもよいこと、1年生であるので地道に積み重ねることが重要、他の授業紹介。授業者にはとても励まされましたと言葉をもらう。こちらこそ感謝して、学校を出る。


 18時30分頃、帰宅。明日は豊中市立寺内小学校へ。そのプレゼンを確認。