研究室日記

2026年2月19日仕事日記

公開日
2026/02/21
更新日
2026/02/21

仕事日記

 天草泊の朝。7時にホテルの朝食。7時40分にホテルを出て、まずは天草市立本渡南小学校へ。文部科学省手配の撮影隊とも合流。


 最初に見たのが、6年生社会科授業。のっけからとても質が高い授業を見せてもらえた。教室掲示物を見るだけで、この教師は子どもをどのように育てたいかが明確に伝わってくる。だからこそ子どもたちがこのように個人で調べたり、それをみんなで話し合ったりすることができるのだ!と十分に納得できた授業。授業が終わっても端末に振り返りを入れている子どもたち。「休み時間だから休めばいいよ」といった言葉が担任から発せられるほど。


 天草市立亀川小学校へ移動。ここからが「文部科学省リーディングDXスクール指定校 天草市教育委員会指定推進校」の公開授業開始。概要説明を聞き、1年国語、6年特別活動、6年算数の3つの公開授業を参観。ここの授業でも圧倒される。どの授業も端末を使うことが目的となっておらず、自分たちの学びをつないだり豊かにしたりするために位置づいている。堀田龍也教授が数年前から指導に入っておられることもあって、ここまで授業改善が進んでいるのだと推測。もちろん、先生方も市教委も一丸となって取り組んでおられるからこそ。様々な点でリーディングDXスクールの最高位にあると言ってもいいと、午前だけで確信。


 再び天草市立本渡南小学校へ移動。昼食をとって全体会の打ち合わせ。ここで初めてパネルディスカッション中の助言だけではなく、講演があることを知る💦。これまで見落としていたようだ。パネラーの発表概要を聞き、僕の助言内容について堀田先生の合意を得る。その後、必死に20分間の講演プレゼン作り。授業開始までになんとか間に合う。


 ここでも3つの公開授業参観。2年国語、4年算数、5年国語のいずれも亀川小学校と同様な端末の位置づけ。どの授業も児童の学び方のスキル、スキル発揮に繋がる教師の支援が明確に位置付けられていて、子どもたち自身で判断して学び合っている授業。子どもたち一人ずつをしっかり見取り、指導すべきところで教師が出るという場面にも感心。望む子ども像がはっきりしているからこそ、教師はこのように動くのだと納得。子どもたちの話し合いを聞いていると、友と学び合うことのよさを十二分に体感してきたからこそ、わからないことは素直に伝え、異論に対して自分の考えをしっかり伝えて合意を得ようとしていることがわかる。小学生でこの段階まで達するのだと驚く。


 55分間の全体会(パネルディスカッション、講演)のため体育館へ移動。4人のパネラーの発表を聞き、堀田先生の求めに応じて助言。主に「確かな方向性、同僚性の高さ、他者参照の良い例、教師が子どもに願う姿の明確化の重要性、デジタル学習基盤の大切さ」を伝える。


 その後、20分間の講演。次期学習指導要領へ示されている「多様性の包摂」を起点として、「振り返りの重要性、学級経営の重要性、社会性の育成」について動画をもとに伝える。僕の後の講演で、堀田先生に僕の講演の価値づけもしていただく。まったく打ち合わせなしで、僕の主張に応じたプレゼンが提示されることに脱帽。


 ホテルに戻る。17時20分にホテルを出て懇親会場へ。市長も最初から最後まで同席。「好きを育み得意を伸ばす」という次期学習指導要領の文言をもとに、直接お話できたことも嬉しい。教育長には、僕の講演が教師側からの立場の話であったことを褒めていただけた。感激の連続。


 二次会は夜の教育長(笑)推薦のお店で焼肉。美味い!!!一次会であれほど食べたのにドンドン食べることができる。23時頃にホテル着。おかげさまで充実の1日。