研究室日記

2024年9月26日仕事日記

公開日
2024/09/27
更新日
2024/09/27

仕事日記

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 9時30分ごろ家を出て、一宮市立瀬部小学校へ向かう。10時過ぎに学校着。ゼミ生の榊原君、安田さんも合流。今日の日程を再確認。3限、4限で20ほどの授業参観。給食をいただく。5限5年生算数授業参観。14時30分からの研究協議会(写真はPCに気づきを書き込み中のゼミ生)までに動画整理。


 15時25分から16時まで指導助言。午前中参観の授業は、ミニ動画をもとに皆さんで共有したい教師言などを紹介。午後の授業は何本かの動画で、授業者の考えを聞きながらの価値づけ。


 今日、校長や教務に何度も伝えた言葉を記録しておきたい。「学校に吹いている風が変わってきています。子どもの考えを全面的に受け入れ、一人一人の考えを大切にする授業進行、子どもの言葉をつなぎ学級全体を高めていく展開、子どもの力を信じて待つ姿勢、教師が出るべき場面の見極め力などが向上してきています。どの学級も子どもと教師が一体になって学んでいると感じる空気があります」。この言葉から、瀬部小学校の授業を想像していただけるはず。関わらせていただいている身として、こんな嬉しいことはない。


 5限算数授業指導案に記された以下の「児童観」(一部)からも、このような授業になってきている理由がわかる。教師が日ごろからこうした「児童観」で、子どもと接しているからこそだ。一教師だけではなく、全体で共有されてきていることが伺える。


 「ノートに自分の考えを式だけでなく言葉でまとめることや、3人グループ、全体交流の場で、根拠を基に話すことや仲間の考えと自分の考えを聞き比べることの大切さを繰り返し指導している。さらに、友達の発表を聞いて反応したり、つなぐ発言をしたりする児童を称賛し、自信をもって学習に参加できるように指導を行っている」


 他にも嬉しいことがあった日。僕が光ヶ丘中校長時代に一緒に働いたHさんとお会いできたことだ。まさかの再会。Hさんの積極的な実践があって、光ヶ丘中での「英語デジタル教科書活用&タブレット実践」が世に知られることになった。全国から視察もあって頻繁に授業公開をしていただいたり、原稿を書いていただいたり、セミナーで実践発表もしてもらったりした。20年も前のことだ。最先端の授業の日常化で、デジタル教科書とタブレット活用の可能性を大いに知らしめていただけた。この分野のレジェンドと言ってもいい。さらに、この試みのための思想と機器提供をしていただいたkさんの訪問もあり、記念すべき日。

 瀬部小学校HPには、今日のことを校長先生が発信。「いつもどおり熱いメッセージをいただきました」とのコメント。それは授業がいいからですよ、と伝えたい。

 学校訪問後、学校近くの喫茶店で、Kさんから相談を受ける。来年4月から学校現場で働くゼミ生には大いに刺激になったに違いない。帰宅。見本原稿への嬉しいコメントが届く。そのまま本稿としますとの返事は嬉しい。