研究室日記

カンガルーカップ(杉下)

公開日
2016/05/11
更新日
2016/05/11

四方山話

 先日、カンガルーカップ国際女子オープンテニス2016にて、英語通訳のボランティアに参加してきました。

 しかし、私は通訳を務められるほど英語が堪能ではありません。留学経験もなければ英検やTOEICを受けたこともなく、正直不安でたまりませんでした。

 その不安が態度に出てしまっていたのか、主催者の方にこう言われました。「選手はね、裕福な人はコーチや家族と一緒に来れるけど、たった一人で言葉も通じない国に来る人もいる。彼らはもっと不安を抱えているのだから、堂々としていないとだめよ。」私ははっとしました。試合を控えた選手を不安にさせてしまってはいけないということに気付きました。

 それからは、選手に少しでも安心して過ごしてもらえるようにと、駅周辺のホテルを事前に調べたり、観光マップを印刷したりしてスムーズに対応する準備をしたり、日本語の掲示を英語に書き換えたりと、自分なりに考えて行動しました。すると少し心に余裕ができ、笑顔で対応することができるようになってきました。

 どんな時も堂々とし、笑顔でいること、念入りな準備をすること。単純なことかもしれませんが、とても大切なことを学びました。(杉下)

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