群像の感覚(大澤)
- 公開日
- 2016/07/16
- 更新日
- 2016/07/16
四方山話
「今でしょ!」で有名な林修先生は、社会に出た後に欠かせない力の1つとして、「群像の感覚」をあげています。
「群像の感覚」とは、多くの人の中に自分が置かれたときに「自分がどういう状況で、どの役だったらできるのか」を客観的に判断できる力のことです。林修先生曰く、芸能界にはこの「群像の感覚」に優れた人がたくさんいるのだそうです。芸能界で活躍されている方は、自分の魅力とその魅力を発揮するところを知っているのです。
学校では、個性を尊重することが大切とされます。これはなんとなく、「群像の感覚」を身につけることにつながるのではないかと思います。
前にたって人をぐんぐん引っ張る才能をもっている子もいれば、人の前にたつことは苦手だけれども、人のささいな変化に気づき、聞き役になれる才能をもっている子もいる。運動が得意な子もいれば、絵を描くことが得意な子もいる。1人1人にその子にしかない魅力が必ずあり、その魅力を引き出す人こそ、教師なのではないかと思います。
私が教師になった際には、そういったことを心がけながら、私の色あふれる学級をつくりたいなと思います。(大澤)