研究室日記

11月23日授業づくり一期生ゼミ(牧野紘)

公開日
2016/12/24
更新日
2016/12/24

学生の学び

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11月23日は、最後の授業づくりのゼミでした。授業をしてくれたのは、中田昂樹くんと、堀江さんです!私は堀江さんの授業について、書きたいと思います。

堀江さんは、小学四年生の道徳の授業を行ってくれました。

良かった点の一つ目は、範読が上手だったことです。堀江さんはハキハキとした声で、抑揚をつけながら読んでいました。また、子どもたちに注目してほしいところは、少し立ち止まって確認をしたりしていました。このように読むことで、聞いていても分かりやすかったし、意識して聞くことができました。

良かった点の二つ目は、読む前の導入で、登場人物やあらすじ、注目してほしいポイントを、さらっと述べていたことです。そのおかげで、手元に読み物がなくても、物語にすっと入り込めたし、どうしてだろう?と自然に興味を持ち、話を聞きたくなりました。

その後の学び合いでは、玉置先生の道徳の授業について、話がつながりました。
その中で私が印象に残った道徳授業の方法は、導入は余分なことはなるべくしない、ということです。道徳の授業の導入ではよく、◯◯したことある?や、◯◯を思い出してみて!のように、最初から考えさせることがあります。主発問でたくさん考えさせたいので、導入はなるべく軽く!という方法でした。

他に出たやり方は、主人公のとり得る行動をたくさん出すことです。自分だったらどうするのか、というのは関係なしで考えます。そうするとたくさんの行動が考えられ、そのあとの議論につながります。正解を求める道徳ではなく、考え議論する道徳に近づきます。自分も今度は、このやり方で道徳をやってみたい!と思うようになりました。

今回で授業作りのゼミは終了してしまいましたが、振り返ってみると全てが財産になるなあと感じています。これからも、1人で学ぶだけではなく、みんなと学び合うことを続けていきたいと思いました。(牧野紘)