2月17日(土)深掘りセミナーに参加して (嶋藤、安部、加藤奨基、加藤諒太)
- 公開日
- 2018/03/20
- 更新日
- 2018/03/20
学生の学び
こんにちは。3期生の嶋藤、4期生の安部、加藤奨基、加藤諒太です。私たちは2月17日(土)、深掘りセミナーに参加してきました。今回は伊藤彰敏先生と玉置崇先生の授業を観ました。そこで学んだことについてそれぞれ記事を書きたいと思います。
3期生の嶋藤です。
まず、伊藤彰敏先生の国語の授業についてです。私は生徒役として参加しました。そこで、伊藤彰敏先生と和田裕枝先生の違いを見つけました。それは、子どもが今回の授業では扱わないことを発言した場合や言い方は悪いですがどうでもよい発言をした場合の対処の仕方です。和田先生はどちらかというと「なるほど」などと言ってあっさり受け流すのですが、伊藤先生はふざけている発言以外は一回受け止めてあげて、「ん?本当かな?」などと言って受け流すようにしていました。先生によって、受け流し方の違いがあったので、自分に合っているやり方で受け流していくことが大切だと思いました。
次に玉置崇先生の算数の授業についてです。玉置先生の授業では、どんな数学の見方・考え方について授業で子どもたちが考えたかということを考えながら観ていました。私が思う数学の見方・考え方を子どもたちがしてたところは、奇数、偶数で数字を見れるようになったところや始めは漠然と捉えていたが、最終的には2つの数字をまず計算してみてというように的を捉えていたところなどです。こういった見方・考え方ができたのは玉置先生が「3しかできない」という板書をしたり、2つの数字をまず見るという子どもの発言を聞き逃さず、もう一度言わせてみんなに理解させたりするなど、教師が子どもたちに数学的な見方・考え方をするきっかけを作っているからだと感じました。教師の働きかけがいかに大切かがとても分かりました。玉置先生のようにここだと思ったところを逃さず、子どもたちが数学的な見方・考え方をするきっかけになれるようにしたいと思いました。今回も多くのことを学ぶことができました。ありがとうございました。(嶋藤)
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4期生の安部です。私は伊藤先生の国語の授業と玉置先生の算数の授業から学んだことについて書きます。
まず、国語の授業は、私が今までセミナーに参加してきて初めて見られる科目で、しかも私の副専門が国語なので、とてもわくわくしながら見させていただきました。伊藤先生の授業の中でとても印象的だったのが授業を受けている子ども全員との言葉のキャッチボールができていたということです。先生は、どんな子どもの発言やつぶやきも聞き逃さず拾って答えの方向にうまく導いていったり、時にはつっこみを入れて、周りの空気を和ませるような雰囲気づくりをしていました。後ろから見ていると先生の授業を受けたくなるくらい楽しそうでわくわくする授業でした。伊藤先生は本も出版されているとのことなので、一度読んでみて、もっともっと勉強したいなと思いました。
続いて玉置先生の算数の授業では、私は生徒役として授業を受けさせていただきました。私は理系科目が苦手で、しかもどんな内容の授業をするのかも知らさせれていなかったので、とても緊張していましたが、先生がこの5つの数字を足したり引いたりして1を作ってください、という問題を出すと、これなら私でもできる!と思い、真剣に課題に取り組むことができました。結局、私はなかなか1が作れなかったのですが、できた子にどのように考えて解いたのかを聞くと、なるほど!そういう考え方をするのか、と納得することができたので、消化不良にもならず、次の課題にも気持ち気持ちよく取り組むことができました。また、「どうして1や3は作れるのに2は作れないのだろう」という発問に対して偶数と奇数が関連しているのではないか、という意見が出ると、そこからもう一歩踏み込んで自分で答えを導くことができました。
今回、実際に生徒役として授業を受けてみて、自分が苦手な分野でも先生の授業のやり方次第でこんなにも楽しく感じられるし、やりきったたいう達成感も感じられるのだなと改めて思いました。
今回のゼミもとても多くのことを学ばさせていただきました。玉置先生をはじめ多くの先生方、ありがとうございました。(安部)
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こんにちは!4期の加藤奨基です。今回の深掘りセミナーの会場であるEDUCOMさんが実家からとても近く、家から5分で来ることができました。いつもこのくらい近いといいなと思いました。
セミナーでは、伊藤先生と玉置先生にそれぞれ国語と算数の模擬授業をしていただきました。なので、2つの模擬授業から特に学んだ事を記そうと思います。
伊藤先生の授業では、やはり子どもの様子を見るという事が徹底されているなと感じました。子どもが下を向いていたり、他の子と話をしていても決して否定的に捉えて叱るのではなく、何か理由があってそうしているのだとポジティブに受け止め授業に促すという対応を学ぶ事ができました。
玉置先生の授業には子ども役として参加させていただきました。玉置先生は授業中に「算数のコツ」という形で数学的な考え方を子どもに伝授されている点が印象的でした。コツを教えてもらうことで、子どもは「この授業を受けて良かった!得したぞ!」と思えるようになり、より授業を楽しく感じるようになるのではないかと思いました。
セミナーを開催してくださった先生方、貴重なお話をしてくださったEDUCOMの方々、本当にありがとうございました。(加藤奨基)
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こんにちは。4期生の加藤諒太です。
私は今回生徒役として玉置先生の模擬授業に参加させていただきました。新しい学習指導要領の数学的な見方・考え方を身につけさせる、というテーマのもと講義が行われました。
この講義で私が感じたことは、児童生徒の気づきによる意見や考えを授業の中心に据えることで理解が深まるのではないかということです。教師が主体で進めることは決してなく、児童生徒の意見をうまく拾って気づきを与えることが教師に必要な力なのではないのかと考えました。そのようなことを感じる授業でした。そして、私自身楽しい、算数って面白いと感じることができたので児童生徒にもそのようなことを思わせる授業であったのではないかと思います。知識を深める面白さというものを感じることができる授業だと感じました。今回多くのことを学ぶことができたのでそれを将来生かしていけるよう自分の力にしたいと思います。このような機会を与えてくださった玉置先生を始め、多くの先生方ありがございました。(加藤諒太)