8月8日田原市教頭研修会及び教職員研修会での学び(中澤)
- 公開日
- 2018/08/20
- 更新日
- 2018/08/20
学生の学び
こんにちは!四期生の中澤佑太です。今回は田原市役所にて一日を通して学んできました。
『午前の部、学校を元気にする教頭・主幹教諭の働き方・関わり方』
午前中は、管理職に携わっている先生方に向けられた講演会であった。学んだことは、教師とは相手に自身の人となりを伝えることで人と繋がっていくのだということである。教師は、保護者や子どもと対面したときに、相手の人となりがわかることで「あの人はああいう人だ」とつながり、また教師自身の人となりを子どもや保護者にわかってもらうことで信頼関係を形成することができるのである。
8月7日の東海市の記事内容との重複を避けることを考えると、学んだ内容は以上である。しかし私は、今回参加して、「大学の価値観にとらわれていて、視野が狭かった」と強く思った。私は元々、大学という場所を青春とか思い出作りの場所として考えてなく、新任としてスタートダッシュが切れるように力を蓄える場所として考え、生きてきた。そのため、周りから浮いていた。周りのことを気にしないだけの度量があればよいのだが、私は周りの意見を拾ってしまう性格である。よって、自己肯定感が下がっていた。けれども、管理職の先生方の姿や玉置先生の過去の姿(映像で見ました)を見たときに、私は、大学を卒業してからが人生の本番であること・ゼミのつながりが自分を照らしてくれること・自分もいつか本を出してみたいという新たな夢を持つことなど、いかに大学、学生観というちっぽけな環境にとらわれていて、無駄に自分を見失っていたのかを素直に考えた。玉置ゼミで得た人とのつながりに感謝し、これからも走り続けていきたい。そんなことを私は考えた。
『午後の部、主体的・対話的で深い学びの実現に向けて』
午後は、午前中とは打って変わり、比較的若い教師に向けた講演会であった。学んだことを箇条書きで記していく。
・授業原則の大原則5 発問後の教師の視線を意識せよ
→ これは、若手教師は、発問に対して、発言者しか見ない傾向があり、そうでなく、発言者が発言してるときの周りの子の様子を見るようにすることが大事という話である。意外なことにこの原則を始めて学んだ。改めて、大原則を全てまとめたものを玉置先生から四期生全員が学ぶことを私は考えた。
・指示されたことをはやく終わらせた子がいたときに、先生から新たに指示を出すのでなく、その子に何をさせるのか選択できるようにするとよいということを学んだ。
・挙手指名方式から表情動作指名方式へ
→ これは、挙手する人を指名して授業をしていくと、挙手できる血からのある子だけで授業を作り上げてしまうことになる。そうでなく、考えるときに、閃いた顔をした子や、熱心に隣の子の話を聞いていた子の様子を覚えておき、その様子を価値付けしながら意図的指名をして、クラス全員をまきこむようにしていこうという話である。実習でも活用していきたいと私は考えている。
新たに学んだことや、大分前に学んだことで新たに學んだことは以上である。今回と、東海市のセミナーと二日間玉置先生の付き人を勝手ながらさせていただきました。この二日間はかけがえのない時間でした。玉置先生、本当に素敵な二日間でした。学ばせていただき、ありがとうございました。