研究室日記

New Zealandでの1ヶ月(二宮)

公開日
2019/03/29
更新日
2019/03/29

四方山話

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 こんにちは!5期生の二宮です。3期生のみなさん、ご卒業おめでとうございました!卒業式の日は僕もニュージーランド(以下NZとする)での学校最終日でした。

 ずばりこのNZ留学を一言で表すと「カルチャーショック」です。言語、生活習慣、環境、時間、違うものが多すぎて慣れることができないものまでありました。しかしどれも自分にとって貴重な経験になり素晴らしい時間を送れたので、勉強になったことや感じたことについて2点書きたいと思います。

 1点目はなんといっても「英語教育」です。ALL ENGLISHの授業を受けてみて、語学学校と義務教育学校の違いはあれど日本の英語の授業の良いところ、悪いところを見つけることができました。

 良いところは文法教育です。テキストを用いる授業では学んできた文法、発音が先生に褒められるくらい役に立ちました。一方で悪いところが話すことです。僕は中学高校とノートに面と向かって静かに英語の授業を受けていました。しかし、語学学校ではコミュニケーションのクラスもあったために少なからず話すタイミングはありました。

 しかしその場で考え、すぐ話すような即興性がなかったために会話のテンポを乱してしまったり、自分の話が終わる前に話されたりと上手くいかなくて自信をなくすことがありました。だからこそ、こういったネガティブな気持ちを子どもたちに持たせないような授業はどうすればいいのかと考えることができ、これが正しいかどうかは別として勉強になりました。

 2点目は「文化」です。近年、グローバル化や国境のない時代などと言わますが、語学学校、ホームステイ先で多くの日本とのギャップを見てきました。中でも僕が最も驚いたことは、僕がいた街に信号機がなかったことです。空港が近いような大きい街では信号機があっても田舎の街にはなく、"GIVE WAY" (道を譲れ)の標識だけでした。それでも事故が起きることなく安全に過ごせました。なので夜になれば、星の光を遮るものが少ないので満天の星空が見られました。

 また、学校終わってからホストファザーから泳ぎに行こうとも誘われ、澄んだ川でリラックスするといったことを何回かしました。こういったことから時間に縛られすぎず、親切で自然を愛するNZの人柄を体感することができました。

 なんせ1ヶ月もいたのでまだ他にも多くありますが、大きく2点ここで書きました。NZには自分の未熟さと世界の大きさを教えてもらったのでモチベーションを保ったまま英語や教育についてより深く勉強していこうと思います。

 写真はプライバシーの都合で人の写真は載せませんが僕が過ごした学校であったアクティビティの綺麗な自然を楽しんでいただければと思います。長文に付き合っていただきありがとうございました。(二宮)