教育実習を終えて(酒井)
- 公開日
- 2019/11/30
- 更新日
- 2019/11/30
四方山話
こんにちは。ゼミ決定の日から約1年が経とうとしていることに驚きを隠せない5期生の酒井です。
さて、記事を書いている今は中学校実習が終わった直後です。中学校実習を終え、思うことがあったので書き留めておこうと思います。
私が担当になったクラスは問題を抱えている生徒や人間関係が存在していました。初めて教室に入った瞬間に薄々感じたものはありましたが、担任の先生のお話や様子から想像以上に大変な状況でした。これからどうなっていくのだろうという気持ちが日に日に募っていきました。それでも私はこの実習で生徒との関わりにこだわっていくつもりだったのでなんとか関係を築こうと、毎日必ず全員と話すようにしていました。それでもやはりなかなか成果は現れませんでした。
ところが授業をさせていただくようになった頃から生徒たちが私のため、と言って一生懸命授業を聞いてくれるようになっていきました。
それを機に授業以外の時間にも生徒たちとの関わりが生まれました。最終的に相談を持ちかけてくれる子や、自分に憧れてくれる子が出てきました。担任の先生にはクラスの雰囲気が変わった!と言っていただけました。
こだわって関わってきたことで、授業の向上にもつながっていることも実感しました。これから先、子ども達との授業以外の時間における関係づくりを大切にし、それを基盤に授業を作っていける先生でありたいな、と強く感じました。
自分の力のいたらなさも感じましたが、自分の強みを見つけることができた有意義な4週間の中学校実習になりました。(酒井)