がんばれへなちょこ。(久野)
- 公開日
- 2022/12/29
- 更新日
- 2022/12/29
四方山話
こんにちは、教員採用試験で見事落ちました、久野舞菜です。結果発表から数か月たち、傷は癒えないにしても、あんまり泣かなくなってきたので(笑)。ご報告までに記事を書かせていただきます。
先ほど綴った通り、教員採用試験に落ちました。お力添えいただいた先生方や玉置ゼミのみんなへの申し訳なさで、もはや消えてしまいたい思いもありますが、、、(笑)正直消えている場合ではなく、来年度働く職を見つけなければなりません。地元、安城市の教育委員会に講師登録に出掛けました。
そこで、感動の再会。教育委員会にお邪魔すると、中学校の頃に部活の顧問をしてくださった先生が出迎えてくださいました。そのまま恩師と面接。
その先生は、中学時代、私を「へなちょこ」と呼んでいました。(笑)
毎日、「おい、へなちょこ!」と怒られてばかりでしたが、私はその先生のことが大好きでした。厳しくても、伝わるんですよね、愛って。その先生がわたしのこと大好きでたまらないことを、日々のやり取りから感じていました。(笑)
「採用試験に落ちてしまって」と先生に告げました。
「まぁ、おまえはそうだろうな〜へなちょこだもんな〜」と笑い飛ばされるだろうな、と思ってたんです。ところが。
「そうか。おれの知っている久野舞菜は、真面目でしっかりやる人間だ。絶対、うまくやっていける。」
そんな嬉しい言葉をかけてくださいました。
「あれ、先生、そんなこと思っててくれてたんですか?当時からもっと褒めてくださいよ〜!」なんて冗談めかして返しましたが、内心嬉しくてうれしくて。先生が言う「へなちょこ」の中には、こんな嬉しい意味も含まれてたのかもしれないなあと思いました。
ああ、この言葉に出会うために、この素敵な先生との再会のために、採用試験落ちたって考えても悪くないな、なんて思いました。だって、受かってしまっていたら、先生ともう会うこともなかったかもしれない。
私は、採用試験に落ちた私が好きです。不器用で失敗続きでもたくましく生きる、へなちょこな私が。がんばれ、へなちょこ。それゆけへなちょこ。わたしのこのあり方が、子どもを元気づけられたらいいな。(久野)