研究室日記

岐阜市立長良東小学校での学び(間宮)

公開日
2025/06/16
更新日
2025/06/16

学生の学び



 こんにちは!10期生の間宮です。6月2日に訪問させていただいた長良東小学校での学びを記事にしたいと思います。

 今回、玉置先生が飛び込み授業と講演をされました。玉置先生が授業されている姿を拝見するのは初めてで、とてもワクワクしながら学ばせていただいた1日でした。その中で、特に印象に残っている学びを2点書かせていただきます。

 1点目は、つぶやき板書で価値づけすることです。玉置先生は授業の中で、児童がつぶやいた言葉をそのまま板書されていました。その中には「?」や「分からない」もあり、玉置先生はそれを指差しながら「『分からない』も1つの大事な意見だよ」と児童に話し、価値づけされていました。これによって、児童は分からないと言ってもいいんだ、先生が認めてくれたんだと分かり、学級での存在意義を感じられると学びました。私も小学生の頃、自分の意見を黒板に書いてもらえると嬉しかったこと、分からないと言うことに抵抗があったことを鮮明に覚えています。教師が児童の発言をそのまま受け入れて板書することが大切ですが、同じようにしてつぶやきも残し、価値づけすることで、児童にとって安心して学べる空間を作ることができると感じました

 2点目は、授業後の児童の姿を明確にすることです。授業の学びを通して、児童が何をできるようになってほしいのか、具体的な姿を明確にすることで、授業展開の仕方や価値づける姿も明確になると学びました。目指す姿をはっきりさせることで、教師はもちろん、児童も授業の見通しをもつことができると思いました。これによって、児童が「これならできそう」と安心したり、「そのためにどうしたらいいだろう」と思考したりできるため、学びから離れてしまうことが減るだろうと感じました。

 1日を通して、玉置先生から大変貴重な学びをさせていただきました。同時に、現場の先生方の教育に対する熱量や日々探究されているお姿に感銘を受けました。玉置先生や先生方のように学び続ける教員になりたい、教員採用試験に向けてもっと努力しなればいけないと刺激をいただいた1日でした。本当にありがとうございました!間宮)