たからもの
- 公開日
- 2009/04/22
- 更新日
- 2009/04/22
校長室
4月生まれの子どもたちに、お誕生カードを渡しました。全校の子どもたちでハッピーバースデーも歌いました。
お誕生カードには、一人一人の顔写真が大きく印刷され、その下に担任の先生と養護の先生からのメッセージが記されていました。作った先生の心がこもったカードでした。
月曜朝会で毎月一度行われるお誕生会は、子どもたち一人一人が一年間大きく成長でき、元気に今年のお誕生日を迎えられたことを、私たち教師が本人や他のお友だちと共に喜び合える素敵な行事だと思いました。
飛島小学校でずっと以前から、このお誕生カードが渡されてきたことを思うと、ここには、命を大切にする優しさや仲間と喜びを分かち合う思いやりが息づいていると思わされました。
そんな飛島小学校の子どもたちに、次の詩を紹介しました。
おかあさんのたからもの
《小一・杉山晴彦》
せんせい あのね
おかあさんのたからものはね
ぼくだって
おかあさんのたからものは
ぜったい ゆびわだと
おもって いたけど
ゆびわは 2ばんめだった
ぼく
たからものになっちゃってこまるよ
たからものって
はめたり つめたり
かけたりするものなのに
でも
なんか いいきぶん
ぼくは
そとへでて はしりまわったよ
(『一年一組せんせいあのね』鹿島和夫著/理論社)