6月12日の朝礼の話
- 公開日
- 2006/06/12
- 更新日
- 2006/06/12
校長室
ずいぶん暑くなりました。ある程度の暑さは、人間の体を鍛えるのには必要なことだと思います。汗がだらだら出たり、喉が渇いたり、シャツだけで過ごしたりできるのも、夏ならではないでしょうか。生きていることを実感するのもこの時期だと思います。また、今日、サッカーワールドカップ、日本とオーストラリアの対戦があります。先生も楽しみにして、応援もしたいと思います。
さて、今日は「命」のお話です。漢字の成り立ちから調べたところでは、命と令とは同じ意味だということです。「命令する」という言葉があるように、口があってもなくても、「命じる」という意味になります。そうなると次に、誰がどのように命じているかということになります。先生はこう考えました。つまり、「いただいた命を大切にして生きていくのだよと神様仏様が命令している」のだと思います。普段何気なく、あたりまえのように過ごしていますが、心臓が常にドクドク動いているように、命の炎はいつも燃えています。そういえば、この「命」の上の部分をとると、「叩く」という字になりますね。いつも体の中からがんばれがんばれと叩いてくれているのかもしれません。また、息を吸ったり、吐いたりすることも、生きている証拠だと思います。そこで、ちょっと「い・の・ち」を織り込んで、こんな言葉を作ってみました。
「いー生きるんだ」 「のーのびのびと」 「ちー力一杯」
みなさん、いっしょに大きな声で言ってみてください。