学園日記

—「小中一貫教育」研究協議会・研究発表会のお礼—

公開日
2010/11/16
更新日
2010/11/16

校長室

       「多くの方々の励ましのことばを糧に、さらなる精進を」

 11月12日の「小中一貫教育」研究協議会・研究発表会には、海部管内・愛知県内はもとより、全国各地から多くの方々にご参加をいただきありがとうございました。
 当日は、運営の都合上、十分な質疑・討議の時間が確保できず、参加者の皆様のご質問やご意見に十分にお答えできなかったことをお詫び申し上げます。
 当日の発表は、本学園が取り組んできた研究の成果というよりは、むしろ私たちがこれから取り組もうとする内容が主であり、研究提案に近い内容でありました。これから、長い年月をかけてその有効性を検証していかなければならないと考えています。
 開校以前、小中一貫教育説明会の中で保護者の皆様に対し、「小中一貫教育は新しい試みですが、私たちは石橋を叩いて渡るが如く、目の前の子ども達を見据えながら着実に進めてまいります。決して、子ども達を実験台にはいたしません。」とお約束したことを覚えています。来年3月には、学園として最初の卒業生を出しますが、9年生がどれだけ、校訓「確かな未来を拓く」に近づけるか、大いに楽しみでもあり、また、同時に身の引き締まる思いでもあります。
 急激な社会の変化の波は、確実に教育の世界にも及んでいます。今、学校現場には、学力の低下、規範意識の欠如、問題行動の多発、学校の信頼回復、少子化など、多くの課題が山積しています。飛島学園は、小中一貫教育という新しい制度をこの解決策の中心に据え、校訓「確かな未来を拓く」の実現に向かって第一歩を踏み出しました。よく、「学校教育の不易と流行」ということばを耳にしますが、小中一貫教育であろうとなかろうと不易の部分はどの学校も同じであり、同じ目的を共有しています。本学園の研究実践が、各学校の教育活動の一助となれば幸いです。私たちでお役に立てることがありましたら、遠慮なくお声をかけてください。真摯に対応させていただきます。
 最後に、皆様方からお寄せいただいたお声を糧に、明日からの教育活動に職員一丸となって精進してまいります。今後とも、変わらぬご支援・ご指導をお願いし、お礼のことばとさせていただきます。

                  平成22年11月吉日
                     飛島村立小中一貫教育校飛島学園
                         飛島中学校長  位田  学
                         飛島小学校長  小野 隆彦

  • 498154.jpg
  • 498146.jpg
  • 498147.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2310035/blog_img/59944613?tm=20250203120257

https://asp.schoolweb.ne.jp/2310035/blog_img/59956825?tm=20250203120257

https://asp.schoolweb.ne.jp/2310035/blog_img/59967621?tm=20250203120257