力を尽くしてチャレンジし、自らを成長させる秋に
- 公開日
- 2012/09/11
- 更新日
- 2012/09/11
校長室
長い夏休み、飛島学園では全員が大きな事故や事件なく元気に充実した時間を過ごし、無事に2学期のスタートを切ることができました。
今年の夏は、イギリスでロンドンオリンピック、パラリンピックが開かれました。テレビの画面を通して、日本選手の活躍に勇気づけられるとともに、日ごろの努力をもとに力を尽くしてチャレンジすることの尊さを教えられた夏でした。
この夏休み中の7月28日には、昨年まで「親子ふれあい美化活動」としてPTAと子どもたちで行っていた地域での清掃活動を、老人クラブの皆様や生涯学習推進員の皆様など地域の方々にもご協力をいただき「異世代交流美化活動」として実施させていただきました。暑い中、本当にたくさんの皆様にご協力いただき、これまで以上に充実した活動になりました。美化活動に加えて、世代を超えての交流がこの取り組みの大きな目的でした。子どもたちからは、世代を超えてたくさんの方と言葉を交わしたり作業をしたり交流活動を行ったりすることができたことへの喜びの声が聞かれました。準備、当日と子どもたちを見守り支えてくださった多くの皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
2学期を迎えるにあたって、始業式で、子どもたちに「自分や友達の心と体を大切にしよう」ということ、「家族や先生方、友達などたくさんの人が支えてくれていることを忘れないで」ということ、そして「この2学期に、夏休みの体験を生かして努力をして自分に本当の力をつけよう」ということを伝えました。また、みんなが優しい思いやりの心を持つことでいじめを防ぎ、危ないことはしない、危ないところへは行かないようにすることで悲しい事故や事件を防ごう、という呼びかけをしました。
2学期は、9月21日、22日に行われる文化祭、体育祭をはじめとした行事や発表会など子どもたちが活躍する「舞台」が最も多い学期です。特に子どもたちにとって最大のイベントである学園祭に向けては、9年生を中心に全員が心を一つにして取り組んでいます。一人一人の子どもが、こうした舞台でより成長し、多くの友達との関わりの中で心身ともに健やかに育ってほしいと願っています。そのために私たちもしっかりと子どもたちを見守り支えていきたいと考えています。
どうか2学期も飛島学園の子どもたちに皆様の温かい励ましと支えをいただきますようお願い申し上げます。
飛島学園飛島小学校長 小野隆彦
飛島学園飛島中学校長 高橋央樹