■鏡の原理の3つの法則
- 公開日
- 2023/07/13
- 更新日
- 2023/07/13
船井幸雄の人間学
■鏡の原理の3つの法則
教育とは,教師と子どもと親との信頼関係で成り立っています。この信頼関係に役立つのが船井幸雄が言う「鏡の理」なのです。船井氏はつぎのように述べています。
「船井幸雄の実践・人生道場」ダイヤモンド社 (一九九六) より 「人間にとって最も大事なことは「信頼されること」と「それに応えること」の2つです。そのための意義が、「鏡の原理の3つの法則」です。
(1) 他人の自分への態度は、自分の他人への態度の反映である。
(2) 人に好かれようと思ったら、まず自分から相手を好きになること。
(3) 人には優しく接する、特に相手が弱っている 時はそうすること。
相手の一番してほしいことを、相手が一番喜ぶ方法で、相手が一番望んでいる時にしてあげることが、人間としての信用を獲得し、信頼を築くベストの方法です。人間は謙虚な人が好きです。それは、自分を受け入れてくれる、好きなことをいわせてくれるからであり、自分を認めてくれるのだから当然好きになります。」
上の3つの法則は、教育ではぴったり当てはまります。教師と子どもとの関係,子どもと子どもとの関係,教師と親との関係などは、上の3つの法則にのっとっています。