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広島県三次市川地中学校訪問

公開日
2009/12/04
更新日
2009/12/04

志水廣関係の講演・学校訪問の報告

11月30日、広島県三次市の川地中学校を訪問した。
三次市の中学校の数学科の教員が集合して研修会を行った。

志水は、三次市のスーパーアドバイザーとして5年たつ、その間小学校の算数と中学校の数学科を指導した。
とりわけ、中学校の指導にしていは成功モデルと言える。
ここ数年間の積み上げは大きい。このことは、中学校の数学科の教員の意識の変化はもちろんのこと、それが学力テストの結果にも現れている。
普通、中学校の教員に講話してもまず受け入れてくれない。だから、なかなか指導法を転換してくれない。
ところが、5年間、かかわってみて毎回の研修が指導法の改善にとても役立っているのである。音声計算トレーニングにしても現在は、12校で当たり前になっている。
だから、どんどん伸びる。この日の研修会も授業公開とそれに引き続く、KJ方による授業改善の討議などを見ていると、本当に充実していると思う。
三次市はとても広く、学校間で車で1時間はかかるところがある。それでも都合をつけて研修に取り組んでいる。

この成功事例は、ぜひともみなさんに知っていただきたい。三次市の教育委員会の池田指導主事たずねてみてほしい。

川地中学校での公開授業も教師と生徒の頑張りぶりがよく見えた授業であった。
[志水廣の公式ホームページ]