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子どもがよいと

公開日
2009/12/13
更新日
2009/12/13

今日のひとこと

12/13 今日のひとこと
あなたの学級の子どもがよいとラッキーと思うだろう。
ところが、そうラッキーとは言えないことがある。

子どもがよいと聞き分けがよい。教師の話も理解してくれる。
子どもたちだけでいろいろな活動を進めてくれる。
確かにこんなありがたいことはない。

でも、そこに落とし穴がある。
教師はその状態に安住してしまうことがあり、教師の力が伸びなくなってしまう。
あいまいな発問でも、子どもたちは「先生の言いたいのはこんなことだろう」と察してくれるからである。
発問は下手、授業構成は下手、教材も工夫しない・・・でも授業が成立してしまう。

こういう経験ばかりしていて、困難校や困難学級に変わると、たちまちピンチに陥る。

だから、今あなたが、困難に出会っていることは、あなたを鍛えてくれるよいチャンスである。その困難から深い悲しみ、深い苦しみ、深い慈しみの心が生まれる。
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