危機になると、「考える」
- 公開日
- 2010/06/21
- 更新日
- 2010/06/21
今日のひとこと
6/21 今日のひとこと
鍵の場所が分からない。
すると、場所を思い出す。
行動を振り返る。
もし、なければ、どういう手段で別の鍵を探すか「考える」。
頭はぐるぐる駆けめぐる。
一つの解答が見つかった。
心が落ち着く。
人は、危機になると、「考える」ことをする。
危機にならないと「考えない」。
だとすると、子どもにとって算数の問題を提示されたときは、ある種の危機である。
できるかなあと不安。できないとどうなるかなあと不安。
あれこれと「考える」。
そして、一つの見通しが立つと、少し気が楽になる。
でも、まだまだだ。
実際に解いてみる。解けたあ!!
やったあ!?
でも、本当に良いのかなあと不安。
これに対して、○付け法は「ばっちり」だよと認める。
不安解消。
さてさて、本題に戻って、子どもにとって一つの問題を解くことはかなりの危機だと教師は認識したい。危機だからこそ、「考える」のであるが、この「考える」をサポートするのが、教師の役割である。
ところで、鍵はどうなったかって?
でてきた。ついている。本当に、ついている。
[志水廣の公式ホームページ]