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○付け法への招待30 「愛」のごちそう

公開日
2011/11/19
更新日
2011/11/19

算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など

○付け法を単なる指導技術だと思うと、効果に限界がくる。
この子どもたちに「わかる」ようになってほしい、「できる」ようになってほしいという気持ちがあってこそ、○付け法が生きてくる。

「愛」の足りない教師は、○付け法をしても声かけに冷たい。本当に良かったねという気持ちがこもっていない。目線を合わせていない丸つけになっている。
一度、机間を回って丸つけしても、できていない子どもへの見届けが足りない。
これでは、せっかく丸つけしたのに効果は半減する。

最後は、的確なヒントの声かけを探す日々の努力が求められる。つまり、教材研究の態度がいる。「愛」がないと、これは続けられない。

幸いなことに、教室空間では、○つけをすると子どもたちは笑顔で答えてくれる。
これが教師にとって何よりもご褒美である。
「愛」を与えれば、「愛」が返ってくる。
だから、学級経営がやりやすくなる。
○付け法は、教師と子どもたち全員を結ぶ、「愛」の架け橋である。
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