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教えたことから「できるようになる」ことへ

公開日
2011/12/07
更新日
2011/12/07

今日のひとこと

教師は教えたつもりでも、子どもは分かったかどうか、できるようになったかどうかは別のことである。
教科書の展開でも気を付けることがある。
上の教科書では、7番は「ちがい」をもとめる文章題である。
7番は、
(1)ちがいはひき算であること
(2)はじめにひかれる数が大きくならないこと
(3)どちらがなんこ多いという表現をつかえること
以上、3つのねらいがある。
この3つは思考力・判断力・表現力を保証している。

8番、9番は、減加法の練習問題である。
7番の次に8番を指導するのが普通ではあるが、これでは、
7番の問題が本当にわかったかどうかはあやしい。
やはり、評価することが必要である。
そのためには、類題をすることである。
試しの一問をしてみるとよい。
そうすると、なんとはなしに分かっている段階から、はっきりとわかり、できるようになる。
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