記事

算数の面白さ

公開日
2014/07/12
更新日
2014/07/13

今日のひとこと

算数の面白さについて教えたいと、現職教員の院生が話していたので、
メールブック「悠・愉」に8回連載した私の記事「算数の面白さ」を読ませた。
すると、その人は、「まだまだ私は数学の世界が狭いですね」と答えた。
「先生の言われる面白さには至っていません」という。
私は、若いときから算数のことを考えてきた幸せな環境にいたので、当然のことである。
私なりに考えてきた算数の面白さがある。

だから、面白さという着眼点はとてもよいので、これから一緒に教材研究しながら面白さの枠を広げていこうとアドバイスした。
ちなみに、この連載は、上の本の第1章にまとめた。
興味ある方はこの本を見てほしい。
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-123415-7

Chapter1 「愛」を育てるから「愛」と「心」を育てる算数授業へ
/志水 廣
1 「愛」と「心」を育てる算数授業とは
1 はじめに
2 「愛」の現れ
3 授業とは何か
4 「学ぶ心」を育む志水理論
5 「愛」で育てることと外化との関係
2 算数の授業を「わくわく」させよう!
1 「わくわく」する算数の授業づくり
2 算数・数学の授業での「わくわく」とは?
3 算数の面白さを感じる7つの場面
3 子どもが「わくわく」する算数の面白場面7
1 答えは1つ,問題を解決したとき
2 視覚的・操作的に実感したとき
3 数理を導き出せたとき(きまりを見つけたとき)
4 わけ(理由,方法)がわかったとき
5 問題から新しい問題を作成したとき
6 1つの手順,きまりを使って問題を解いていくとき
7 新しい視点が投入されたとき
4 「心」を受け止めるのも「愛」で育てることである
1 「心」の変化を質問する
2 「心」の変容をとらえる
3 「知」と「心」の変容をとらえた介入授業
4 「心」を問うことで真の原因がわかる

授業力アップわくわくクラブを始めたのも「面白い」授業にしてほしいから情報を発信したいと考えたからである。その情報は、毎月のメールブック「悠・愉」、毎学期の特典DVDである。