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3年目のレポート 愛知県数学教育研究会1

公開日
2014/08/06
更新日
2014/08/06

志水廣関係の講演・学校訪問の報告

8/7 今日のひとこと
昨日8/6に、愛知県西尾市で愛知県数学教育研究会小中学校部研究大会が行われた。
小学校6本のレポート発表、中学校も6本のレポート発表があった。

私は、小学校中学年の助言者をつとめた。

勤めて3年目の教師の発表で、小数のかけ算、わり算の実践発表があった。
このレポートはすぐれもので、一つ一つの授業の流れが見えてくるものであった。

4年の教科書には、小数のかけ算では、2Lのペットボトルのジュースと0.2Lの紙パックのジュースの問題がのせてある。
2と0.2の問題数値の違いがある。
このことに、子どもが気づき、それをノートに書いた。しかも、その記述を教師が机間指導で見つけ、授業の後に展開している。これこそ、私が言う○付け法におけるキャッチ&リスポンスである。
実践記録のたった数行にそのことがわかる記述がある。
びっくりした。
「積極的な机間指導」という表現を用いていたが、これは○付け法だ。
とても嬉しく思った。

机間指導だけではない、子どもの言葉を大事にされているし、指導の継続性が見える掲示物が見られた。こういうレポートは大好きである。