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「できない子」をどうするか

公開日
2015/12/18
更新日
2015/12/18

今日のひとこと

12/18 今日のひとこと
教育書の読書家の校長先生からこんなことを言われた。
「できない子、遅れがちな子について取り上げているのは志水先生だけですね。できる子どもの本はたくさんありますが。」と言われた。
本当にそうかもしれない。

教師になって40年間、できない子を「できる」「わかる」「身に付く」にはどうすればよいかということを考え続けてきた。このことは現在、表現は異なるがユニバーサルデザインという考えで注目を浴びている。

「算数授業のユニバーサルデザイン」(明治図書)が年間第五位というのもうなずけることである。

その校長先生は、同じ時期に発刊した「愛と心を育てる算数授業」(明治図書)も高く評価していただいた。こちらの本は、できない子どもに対してどのようにすればよいかを算数の視点から書いたものである。落合先生の教育物語は涙ぐむ感動物語である。そしてこの本から勇気がわいてくる。結局、「心」が育たないと、「知」は支えられないのである。

<算数授業のユニバーサルデザイン>(明治図書)
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-120718-2

<「愛}と「心」を育てる算数授業>(明治図書)
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-123415-7