記事

3.14に近づかせる「執念」

公開日
2008/02/17
更新日
2008/02/17

今日のひとこと

門司中央小学校の白石先生の授業で、3.14が3.1と3.2の近くになった。ほとんどのチームが接近した。これはなかなかできないことである。
ます゜、その証拠を上の板書から見てほしい。
3.1側が左下のチーム、3.2側が右上のチーム。ななめの空白で3.1側になるつまり、3.15より少ない数と見当がつく。
それには教具の工夫をした。まさに先生の「執念」と言ってよい。
『「愛」で育てる算数数学の授業』では、「執念」をどう書いたか。私の本の愛読者ならばおわかりですね。
前川校長先生もこの円周率の授業を多く参観してきたけれど、これほどまでの精度は初めてだと話された。同感である。そこには、「巧みの技」があった。
[志水廣の公式ホームページ]